陣痛の始まりは生理痛のようなものなの?

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ここでは、「陣痛の始まりは生理痛のようなものなのか」
についてお話します。

 

陣痛の痛みといえば、よく

 

「鼻からすいかを出すくらい痛い」

 

と言われますよね。

 

特に初産婦は初めての出産なので、
出産が近づくにつれ不安になってきます。

 

でも、実は陣痛の始まりは
軽い生理痛のような鈍痛なのです。

 

そこで、今回は陣痛の始まりは
生理痛のような痛みなのか、

 

どのように変化するのか
についてまとめました。

 

陣痛の痛みと間隔

 

出産は第1期から第3期に分かれており、
それぞれ痛みの程度と間隔が異なります。

 

第1期は子宮口全開大までで、
時間にして個人差がありますが
約7〜8時間です。

 

5〜10分おきの痛みが
30〜40秒続きます。

 

痛みの程度に個人差がありますが、
激しい痛みではなく生理痛のような
鈍痛になりますので、

 

ほとんどの方が
陣痛の合間に食事をとったり
動くことができます。

 

第2期は赤ちゃんの娩出までで、
約1〜3時間になります。

 

1〜2分おきに
60〜90秒続く痛みがあります。

 

この頃になると腰回りが激しく
痛みだし体を動かしても
痛みが治まりません。

 

第3期は胎盤が娩出するまでであり、
胎盤が出る際に軽い痛みが
出る程度となります。

 

初産婦と経産婦で出産にかかる
時間は異なり、

 

初産婦は約11〜15時間、
経産婦は6〜8時間程度であり
経産婦の方が時間が短いです。

 

どこが痛むのか

 

痛みの部位も出産の進行に
合わせて違ってきます。

 

陣痛が始まった頃は腰や下腹部が
ぎゅーと締め付けられるような
痛みになります。

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軽い生理痛のような不規則な痛みですが、
次第に規則的になり痛みも強くなります。

 

中盤になると赤ちゃんが下がり
骨盤が押し広げられるので、腰や太もも、
足の付け根に刺すような痛みになります。

 

腰が割れるような
痛みになるという人もいます。

 

出産直前には赤ちゃんの
頭が押し寄せてくるため、
膣口周囲が痛みます。

 

人によっては排便時の痛みに
似ていると感じる人も多いです。

 

そのため、いきんでしまう方もいますが、
子宮口全開になるまでは我慢が必要です。

 

初産婦と経産婦で痛みは違うの?

 

初産婦も経産婦も
痛みに違いはありません。

 

陣痛がものすごく痛かった
経産婦もいればほとんど痛みを
感じなかった初産婦もいます。

 

しかし、出産後の後陣痛については

 

「経産婦の方が強い痛みを感じる」

 

と言われています。

 

後陣痛とは、赤ちゃんが生まれた後に
子宮が元の大きさに戻ろうとする
子宮収縮の痛みです。

 

初産婦は陣痛開始から出産まで
長い時間がかかるので出産後の

 

子宮収縮も長い時間をかけて
ゆっくりと収縮するためです。

 

このように、陣痛の始まりは
生理痛程度ですが除々に
強くなっていきます。

 

また、恐怖とともに痛みも
増強してきますが、落ち着いて

 

リラックスすることで
軽減することもできます。

 

出産中は痛みがあっても
赤ちゃんの顔をみたらほとんど
痛みを忘れてしまう方が多いです。

 

出産は赤ちゃんも産まれるよう
頑張っていますので、

 

応援するつもりで落ち着いて
出産に挑んでみてください。

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