陣痛の兆候で吐き気がする時とは?

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ここでは、「陣痛の兆候で吐き気がする時」
についてお話します。

 

陣痛前の兆候といえば、
眠気や食欲増進、腰痛、下痢
など様々な症状があります。

 

その中でも吐き気は意外と
多くの方が体験します。

 

そこで今回は、陣痛の兆候である
吐き気についてまとめました。

 

吐き気の原因

 

陣痛前に吐き気が出現する原因には、
ホルモンの影響や器質的な原因があります。

 

1つ目は子宮による圧迫です。

 

赤ちゃんの成長に伴い
子宮も大きくなります。

 

赤ちゃんが2000gを超える
臨月になる頃には、子宮の真上にある
胃が圧迫され吐き気が出現します。

 

ただし、出産間近になると赤ちゃんの
頭が骨盤に入り込むように

 

下がりますので吐き気が
軽減されることがあります。

 

2つめはホルモンによる影響です。

 

影響するホルモンは女性ホルモンである
エストロゲンとオキシトシンがあります。

 

エストロゲンは産道を広げる
効果がありますが、その際に胃の筋肉も

 

緩くなることで胃酸が逆流しやすくなり
吐き気を感じます。

 

オキシトシンは子宮収縮の
作用がありますが、そのホルモンが
胃に影響を与え胃痛や吐き気が出現します。

 

対策

 

吐き気の主な原因は胃の不調です。

 

そのため、一番の改善策は
食事の改善となります。

 

食事をうどんやホットミルク、
おかゆなど消化に良い物にします。

 

冷たい食事よりも温かい
食事の方が胃に負担が少ないです。

 

玄米は健康に良いと言われていますが、
食物繊維が固く多いので
この時期にはおすすめできません。

 

他にも、お肉は脂肪分の少ない
鶏のささ身やもも肉・ヒレ肉にします。

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野菜はジャガイモやキャベツなど
煮ると柔らかくなるものが
吐き気が起きにくいです。

 

しかし、吐き気がひどくて
何も食べられないという時は、

 

これらの条件に当てはまらなくても
良いので、そのとき食べられそうなものを
食べてください。

 

何も食べないでいるのは赤ちゃんに
栄養が行かなくなる可能性があります。

 

さらに水分を摂ると消化が良くなるので、
吐き気が軽減します。

 

「食べられるときに食べない」

 

と一度にたくさんの量を食べてしまい、
胃に負担になってしまうので、
1日に5〜6回に分けて食べましょう。

 

食後すぐ横になって休む人は
妊娠の有無に関わらずいるかと思います。

 

しかし、食後すぐ横になると
胃酸が逆流し逆流性食道炎になります。

 

特に臨月は胃の筋肉が
緩んでいるのでなりやすいです。

 

食後2時間は横にならず、
なるべく上半身だけでも
起こしておいてください。

 

ストレスによる消化不良で
吐き気が出現することがあります。

 

家事はパートナーに任せて
自分は趣味のことや負担の少ない

 

運動をするなどでストレスを
発散する機会を作ってください。

 

特に出産後は育児に忙しく
自分の時間が持てなくなるので、

 

今できるうちに無理の無い程度に
やっておくのもおすすめです。

 

このように、陣痛前の兆候として
吐き気が出現することは
誰にでもあります。

 

しかし、あらかじめ対策を
知っておくと吐き気を
最小限にして過ごすことができます。

 

もし、頭痛やむくみなど
気になる症状があったら一人で悩まず
いつでも病院を受診してください。

 

何も無くても医師から受診を
受けるだけでも安心感につながります。

 

出産までの妊娠生活を
楽しんで過ごしてください。

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