陣痛は我慢できる痛みなの?

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ここでは、「陣痛は我慢できる痛みなのか」
についてお話します。

 

陣痛と聞くと真っ先に思い浮かべるのが、
痛いということではないでしょうか。

 

実際に出産経験のある人に話を聞いても、
ネットで調べても痛くなかった
という人は多くはいないでしょう。

 

話を聞けば聞くほど経験のない痛みに
対して恐怖が湧いてきますよね。

 

今回は、お産時の陣痛の痛みの経過と
痛みを我慢するために
和らげる方法をまとめます。

 

陣痛の痛みとは

 

陣痛の痛みは初めから
強いものではありません。

 

初期は陣痛の間隔もまだ10分間隔で
子宮収縮の時間も30秒程度です。

 

痛みと痛みの間はもちろん、
陣痛自体も生理痛のような痛みや

 

便秘の時の痛みに似ているため、
日常生活を続けることができます。

 

しかし、それもお産が進むにつれ
間隔は狭まり子宮収縮の時間も
1分ほどになります。

 

それはそのはず。

 

陣痛が痛い理由は、赤ちゃんを
押し出すために子宮が収縮している
刺激と赤ちゃんが出てくるために

 

骨盤や子宮口が押し広げられる刺激
によって痛みとなるからです。

 

痛みを和らげる方法

 

そんな痛い陣痛を何時間も
耐えなければならないと思うと
気が遠くなります。

 

また、赤ちゃんの頭が下がってくると
便意をもよおしたような感覚が起こり、
ついいきみたくなります。

 

下がってきたことにより、
お母さんの尾てい骨付近の神経を
刺激しこの感覚が生まれます。

 

しかし、子宮口が全開になるまで
いきんではいけません。

 

出口が狭いままで押し出そうとすると、
お母さんにも赤ちゃんにも悪影響があります。

 

そのようにならないためにも、痛みを和らげ、
いきみをのがしてあげる必要があります。

 

・ マッサージ

 

テニスボールやゴルフボールを使って
肛門あたりを強く押してみましょう。

 

他にも腰や尾てい骨をマッサージ
してみたり、三陰交という

 

足のうちくるぶしから指4本分の
ところにあるツボを押してみたり
するのもいいでしょう。

 

・ 呼吸を整える

 

痛みのあまり呼吸が浅くなったり、
息を止めてしまったり
することもあります。

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そうすると身体に力が入り上手く
子宮口が開かなかったり、

 

へその緒を通って赤ちゃんに
酸素が行かなくなったりしてしまいます。

 

深呼吸をするつもりで深く吐くことを
意識して行いましょう。

 

そうすることで、
余計な力が抜けリラックスできます。

 

・ 体勢

 

自分が楽に思える
体勢をとることも大切です。

 

抱き枕を使って横になったり、
四つんばいになったり、

 

あぐらをかいたり、椅子に座る、
歩き回るなどまずは
試してみるとよいでしょう。

 

・ リラックス

 

リラックスすると気持ちも
痛みも多少楽になります。

 

好きな音楽や匂い、映画やテレビなど
普段から何をしている時に

 

リラックスできるか
探しておくと良いでしょう。

 

病院によっては、お産中に音楽を
かけてくれたり、

 

お香を焚いてくれたりする
ところもあります。

 

事前に確認しておくとよいでしょう。

 

痛みの感じ方に個人差があるように、
痛みを和らげる方法も
効果的かどうかは人それぞれです。

 

色々試してみて
自分に合った方法を見つけましょう。

 

お母さんの痛みも
相当なものかもしれませんが、
狭い産道を通って、

 

必死に生まれようと
お腹の中で赤ちゃんも頑張っています。

 

このように陣痛は、産まれてくる
赤ちゃんのことを考えれば
我慢できる痛みなのです。

 

陣痛は赤ちゃんを産むために
必要な子宮収縮の痛みで、

 

病気ではないということを
理解するのが大切です。

 

また、陣痛には個人差があり、
意外にも痛くなかったという人も
いないわけではありません。

 

しかし、それは陣痛が
来てみなくてはわかりません。

 

いくら痛みがあろうとも痛みを
上手く和らげ、かわいい赤ちゃんとの
対面を楽しみに乗り越えていきましょう。

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