陣痛はどこが痛いのか?

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ここでは、「陣痛はどこが痛いのか」
についてお話します。

 

出産が近くなると、もうすぐ赤ちゃんに会える
喜びと共に出産に対する
不安が湧き上がってきますね。

 

特に陣痛といえば、

 

「鼻からスイカが出る痛み」

 

という言葉を連想する人も
少なくないのではないでしょうか。

 

それほど経験をしたことのない
痛みに対する不安は誰しもがあります。

 

そこで、今回は陣痛の種類や痛み、
どこが痛いのかまとめてみました。

 

陣痛とは

 

そもそも陣痛とはどのような
状態を示すのでしょうか?

 

お産が始まると、子宮は赤ちゃんを
押し出そうと収縮が起こり、
痛みが伴いそれらを陣痛と呼びます。

 

子宮が収縮することで、赤ちゃんも
下に降りてくることができるのです。

 

一言で陣痛といっても、
陣痛には種類があり、前駆陣痛、本陣痛、
後陣痛の順の三段階に分かれて起こります。

 

前駆陣痛

 

前駆陣痛とは偽陣痛とも言います。

 

文字のごとく、お産が始まる前兆の
陣痛ではなく、赤ちゃんが
生まれてくるために子宮下部や

 

子宮頸管などを柔らかくして
通りやすくしておくための陣痛で、

 

次に記述する本陣痛の
言わば練習のようなものです。

 

早い人で臨月がくる前から
起こる人もいれば、

 

「全く感じられなかった」

 

という人もいます。

 

また、前駆陣痛を感じてから本陣痛まで
期間が長い人や、前駆陣痛から

 

そのまま本陣痛に移行する人と、
かなり個人差があります。

 

本陣痛

 

本陣痛とは、正式には分娩陣痛と言います。

 

赤ちゃんを押し出すために、
子宮口が広がり、強く子宮収縮するため
激しい痛みを伴います。

 

本陣痛の痛みは、規則的な間隔で起こり、
徐々にその間隔が短くなっていきます。

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間隔が短くなるほど、痛みも増してきます。

 

初産婦さんは、前駆陣痛と本陣痛の
違いがわかるか心配に思うかもしれません。

 

前駆陣痛と本陣痛の違いは
規則的に起こるかどうかです。

 

痛みの長さや間隔を記録し、
しばらく様子を見て、少しでも心配であれば
病院に連絡し受診するようにしましょう。

 

後陣痛

 

実は、赤ちゃんが無事生まれたら
陣痛も終わりというわけではありません。

 

十月十日と長い期間を赤ちゃんを
守るため変化してきた子宮を

 

妊娠前に戻すことも
出産の過程では大切なことです。

 

そのために大切なのが、後陣痛です。

 

後陣痛とは、出産直後から元の状態に
戻ろうと急激に収縮するときの痛みです。

 

多くのお母さんが2〜3日で
痛みは引きますが、人によっては
1週間ほど続くこともあります。

 

また、初産婦さんでは、
感じない人もいます。

 

痛む場所と変化

 

前駆陣痛から本陣痛の痛みの場所や
程度はお産の進みによって変化していきます。

 

お産が始まってすぐは、
軽い生理痛のような痛みや

 

便秘のときの痛みのような不規則な
痛みから始まります。

 

次第に痛みが強まり、
規則的な痛みに変わってきます。

 

お産が進んで赤ちゃんが下がってくると、
骨盤が押し広げられ腰や足の付け根、

 

太ももがギリギリと刺すような
痛みを感じるようになります。

 

いよいよ出産直前の頃には、
出てくる赤ちゃんの頭に押されて
膣口周辺が痛むようになります。

 

このような痛みを乗り越えて
赤ちゃんが生まれてきます。

 

痛みに対しての不安は
無くならないかもしれませんが、
痛みは急激に起こるわけではありません。

 

意識して自ら落ちついて出産に望めるよう
自分のリラックス方法など
見つけておくとよいですね。

 

・・・というわけで、
貴女もこのカテゴリーの記事を読んで、

 

陣痛の「痛い・痛み・陣痛前・始まり」
関係について、私とお勉強しましょうね!

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