子宮口が4センチで陣痛こない時とは?

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ここでは、「子宮口が4センチで陣痛こない時」
についてお話します。

 

出産兆候といえば、陣痛や破水を
イメージする方が多いと思います。

 

陣痛や破水も出産には必要不可欠ですが、
子宮口の開き具合も重要となります。

 

医療者は子宮口の開き具合を
見て出産の進行状況を見ていくためです。

 

子宮口が開くのに伴い陣痛が発生しますが、
中には子宮口が数センチ開いている
にもかかわらず陣痛がこない人もいます。

 

そこで今回は、子宮口が開いているのに
陣痛がこない妊婦、例として4センチ
開いている状況としてまとめてみました。

 

出産の流れと子宮口の開きの関係

 

出産には第1期から
第3期の3つに分けられます。

 

分娩第1期とは分娩開始から
子宮口全開大になるまでの間を言います。

 

第1期の期間は人それぞれであり、
初産婦は10〜12時間、
経産婦4〜6時間と言われています。

 

その理由は、経産婦は一度産道が
通っているため子宮口が開きやすい
傾向にあるためです。

 

しかし、経産婦はみなさんスムーズに
出産できるという訳では無く、

 

一度として全く同じ出産はできないように、
出産には様々なケースがあります。

 

子宮口が開くスピードも人ぞれぞれであり、
子宮口1センチから2センチに
なるまでに1週間かかる人もいます。

 

子宮口が除々に開くに従って
陣痛の間隔も短く、
痛みも増強していきます。

 

分娩第2期は赤ちゃんが娩出されるまで、
分娩第3期は胎盤や卵膜の
娩出が完了するまでを言います。

 

陣痛がくるタイミング

 

陣痛開始の定義とは、子宮筋が
規則正しく収縮し、

 

周期が10分以内か1時間に
6回の頻度になった時点と
言われています。

 

しかし、体力の低下やストレス、
赤ちゃんの頭の位置が下がっていないと

 

陣痛が発生しにくいため、
子宮口が開いても陣痛が
起こりにくいです。

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子宮口が開いているはずなのに
全く陣痛がこないと不安に思っていると、

 

それがストレスとなり余計陣痛が
起こりにくくなります。

 

子宮口4センチ程度開いていると、
陣痛の間隔が短くなり痛みも
増強してくるようになります。

 

しかしそれはあくまでも
一般的な事であり、すべての妊婦が
当てはまることはありません。

 

中には子宮口が4センチ以上
開いているにも関わらず全く陣痛が
発生しなかったという方もいます。

 

子宮口の開きやすさは子宮口が
柔らかいほど開きやすく、
陣痛は関係ありません。

 

子宮口の開きにあまりこだわらず、
ゆっくりと陣痛がくるのを
待っていましょう。

 

子宮口が4センチ開いているけど
陣痛が来ていないときの過ごし方

 

子宮口が開いても陣痛が
無ければ分娩は開始されません。

 

ですから、

 

「子宮口が4センチ開いているし
そろそろ陣痛がくるんじゃ?」

 

と心配せず

 

「これからくるだろう」

 

と割り切り、陣痛がくるまでの
間ゆっくりと過ごしてください。

 

子宮口が開いていても破水して
いなければ普段通りの生活を
送っても問題ありません。

 

疲れがあると微弱陣痛に
なりやすいので十分睡眠も
とってください。

 

破水した後に入浴すると感染リスクが
高まるので、今のうちに入浴も
済ませた方がいいです。

 

このように、子宮口の開き具合と
陣痛のタイミングは人それぞれ違うので、
人と比べて心配する必要はありません。

 

出産が終われば必ず赤ちゃんに
出会えますし、母子ともに無事なら
経過は気にする必要はありません。

 

明るく出産を迎えましょう。

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